大学院生のStudy Permit申請緩和
こんにちは。今回はカナダでの学びを目指す大学院生に朗報です!2025年11月にカナダ移民局(Immigration, Refugees and Citizenship Canada “IRCC”)が大学院生のStudy Permit申請の大幅な簡略化を発表したので、本ブログで詳しくお伝えします。
今回の改訂内容:2026年1月~実施予定
Study Permit上限数の撤廃 & PAL/TAL不要
IRCCは2026年1月以降、カナダの公立教育機関に進学を希望する大学院生(修士・博士課程)にはStudy Permitの申請上限数を設けず、Provincial/Territorial Attestation Letter (PAL/TAL)も提出不要とする方針を発表しました。今回の変更は州や出身国、専攻分野等の制限を受けず、資格を満たす全ての大学院生が対象となります。
博士課程:最短2週間の迅速処理
カナダ国外から申請する博士課程の学生は、従来通りファストトラック処理の対象となります。学校が発行するLetter of Acceptance(LOA)の承認とバイオメトリクスの提出を完了すると、最短2週間でStudy Permitが発給される見込みです。
同行家族
またこれまでと同様、申請者はカナダ渡航に家族を同行でき、配偶者やcommon-lawパートナーは配偶者用就労ビザ(Spousal Open Work Permit “SOWP”)、扶養する子供はStudy PermitやTemporary Resident Visaを申請できます。博士課程の学生の場合、同行家族も同時に申請することで、最短2週間でWork PermitやStudy Permitを受領できる場合があります。なおSOWPについては申請制限があるため、詳細は過去ブログをご参照ください。
2024~2025年の政策
昨年本ブログでも紹介したように、2024年1月にIRCCが発表したStudy Permitルール改訂で、これまで上限数がなかったStudy Permit申請数に対し2024~2025年の2年間で制限を設け、各州・準州また教育機関毎に受け入れ人数が明確に割り当てられました。
申請者は各州・準州が発行するPAL/TALというレターの提出が必須となり、このレターをもって当該学生が各州や教育機関に割り当てられた枠内に含むことを証明する仕組みに変更されました。
2024年発表当初、大学院生(修士・博士課程)は上記制限の免除対象でしたが、2025年から政策が厳しくなり、大学院生にもStudy Permit上限枠及びPAL/TAL提出義務が適用されました。それが今回の発表により、2026年以降大学院生への規制が再び緩和される見通しです。
Study Permit申請に必要な書類
今回の改訂で大学院生がPAL/TAL免除対象になっても、基本的な必要書類は提出が必要です。
必須(Always Required)
- Letter of Acceptance(LOA)※一部例外あり
- パスポート
- 証明写真
- 資金証明
– 本人および同行家族分
推奨(Recommended)
- 留学理由説明書
– カナダで学ぶ目的と留学生としての責任の理解を記載
必要に応じて(Check if Required)
- 健康診断
– 滞在6か月以上、特定国滞在歴、公共衛生に関わる職種の場合 - 犯罪経歴証明書
– 必要な場合は早めに申請 - 未成年者のケア証明
– 17歳未満で保護者と同伴でない場合 - 国・ビザ事務所別の追加書類
– 現地指示に従う
また今回の改訂では、PAL/TAL要件の明確化もUPDATEされています。詳細はIRCCのHPよりご確認ください。
https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/corporate/publications-manuals/operational-bulletins-manuals/updates/2025-study-permits-pal-tal-new-samples.html
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大学院生のStudy Permit申請条件緩和は、カナダで学びたい学生にとって大きなチャンスですね。近年、カナダ政府は留学生の受け入れ抑制へ方針転換していますが、一方でStudy Permitで留学生として渡航し、卒業後にPGWPで就労経験を積んでから、永住権を取得する人も多く、最初のStudy Permit申請が将来的なカナダ永住権の第一歩となる事があります。
Study Permitの申請等ご相談したいことがあれば、お気軽にこちらのフォームよりお問合せください。
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