要確認!! 留学生プログラム4つの変更点
こんにちは。今年もイルミネーションが街を彩り、1年を締めくくる時期となりました。
今回は、2023年12月7日に、カナダ移民局 Immigration, Refugees and Citizenship Canada (IRCC)より発表された、留学生プログラムに関する4つの重要な変更点について情報をお届けします。
留学生プログラム4つの変更点
1. Study Permit申請時に必要な残高証明の金額、大幅引き上げ
2024年1月1日以降、Study Permit申請時に必要な残高証明は、初年度の授業料と渡航費に加えて、$20,635またはそれ以上が必要となります。
必要な生活費の基準額は過去20年近く変わっておらず、申請者1人当たり$10,000とされていました。しかし、当時の基準は、時代とともに実際の生活費に追いついておらず、その結果、十分な生活費を確保できない留学生も出てきたため、今回、改めて基準が定められました。
2. オフキャンパスワーク、就労時間の制限解除2024年4月まで延長
現在施行されている、オフキャンパス (学外) で働くことができる時間数、週20時間の制限の免除期間が、2024年4月30日まで延長されます。免除期間中、Study Permitに学外での就労の許可が記載されている留学生は、就労時間に制限なく働くことが可能です。
対象者は、すでにカナダに滞在している留学生、および2023年12月7日時点でStudy Permitの申請書を提出している申請者です。
関連記事:留学生に朗報!オフキャンパス(学外)で働くことができる時間数について
3. オンライン就学 2024年9月前の就学開始までPGWPの対象に
2024年9月1日より前に就学を開始する留学生は、オンラインでの就学期間も、Post-Graduation Work Permit (PGWP)の申請に利用することができます。ただし、オンライン就学で取得する単位は、就学プログラムの50%未満でなくてはなりません。
2024年9月1日以降開始のオンライン就学は、就学期間と認められず、PGWPを申請する際にカウントされません。
4. PGWP延長を認める特別措置、終了へ
これまで3度に渡り施行されたPGWPの延長を最長18ヶ月認める特別措置は、今後延長されないことが発表されました。
PGWPの有効期限が2023年12月31日までに切れる方は、引き続き申請対象となります。申請対象者に関する記事はこちら。
今回の発表に関する詳細は、下記のリンクよりご確認ください。
年末のご挨拶
今年は早いもので独立して3周年を迎える年となりました。念願の日本出張にも行く事ができて、代理店様やクライアント様を訪問し、対面での移民セミナーも開催しました。このような直接お目にかかる機会があって良かったですし、来年はより多くの御客様にサービス提供できればと思っています。
年内の営業は12月22日をもちまして終了させていただきます。新規のお問合せは随時受け付けておりますので、こちらのフォームからご連絡ください。2024年1月4日以降に順次対応させていただきます。
今後も本ブログを更新していきますので、引き続き宜しくお願いいたします。それでは、素敵な年末年始をお過ごしください。
“You are one step closer to Canada!”