留学生プログラム強化・改定措置発表
こんにちは。今回は、先日発表された、留学生プログラムに関わる改定措置について情報をお届けします。今後、Study PermitやPost-Graduation Work Permit “PGWP”を取得される予定の方は、必読です！
留学生プログラム改定措置
今回発表された改正措置は、下記の通りです。
1. 入学許可証の確認強化
2023年12月1日より、カナダ政府指定の(Designated Learning Institutions ”DLI”番号のある学校) 教育機関は、すべての申請者の入学許可書 (Letter of Acceptance “LOA”)をカナダ移民局 (Immigration, Refugees and Citizenship Canada “IRCC”) に直接確認することが義務付けられます。
これは、入学許可証の偽造を含む不正行為から申請者を守ることを目的としており、今後Study Permitは正式な入学許可証に基づいてのみ発給されることになります。
2. DLI登録教育機関の優遇
カナダ移民局は、2024年秋学期に間に合うよう、質の高いDLI登録教育機関を優遇する認定教育機関 (Recognized Institution)の枠組みを採用します。
留学生へのサービス、サポート、成果に関してより高い基準を設定するDLI登録教育機関は、例えば、その学校への入学を予定している申請者のStudy Permitの手続きが優先的に行われるなどのメリットがあります。
3. PGWPプログラムの改定
今後数ヶ月の間に、カナダ移民局はPGWPプログラムの基準を見直し、カナダの労働市場のニーズや、地域やフランス語圏の移民目標により合致するよう、新たな制度の導入を開始する予定です。
詳細は、下記のリンクをご確認ください。
改定の背景
2023年6月、留学生や卒業生が、Study Permit申請の一部として提出した入学許可証が不正なものであると判断され、カナダからの退去を余儀なくされたケースが報告されました。
この留学生の多くは、カナダの教育機関で学業に励むために真摯にカナダに来たにもかかわらず、移民申請手続きを助けると称する悪質業者に騙されていたことが判明しました。
これを受けてカナダ移民局は、真正な留学生を不正行為から守り、移民プログラムの完全性を維持することを目的として、上記措置の実施を発表、カナダ国内の教育機関と継続的に協力していく意向です。
詳細は、下記のリンクをご確認ください。
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上記の通り、留学生プログラムは、申請者を不正行為から守ることを目的として、今後強化される予定です。また詳細の発表があれば、本ブログにてお伝えしたいと思います。
Study Permitの申請は比較的シンプルですので、ご自身で手続きされる方も多いかと思います。ご自身で作成された書類の確認のみを希望される場合は、こちらからお気軽にお問い合わせください。
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