2025年1・2月発表の移民関連ニュース
こんにちは。今回は、最近発表された移民関連ニュースを、2つまとめてお届けします。
BC PNP受け入れ50%削減
カナダ政府は、2025年のBritish Columbia州ノミネーションプログラム(BC PNP)の割り当て枠を2024年から50%削減し、4,000人にすることを発表しました。
この削減により、BC PNPの運営に大きな影響が出ることが予測されます。受け入れ枠が大幅に減少したことで、手続きには従来よりも時間を要することが見込まれます。
発表の詳細は、下記のリンクよりご確認ください。
https://www.welcomebc.ca/immigrate-to-b-c/news
入国管理規制強化
カナダ政府は、2025年1月31日より新たな規制措置を導入し、一時滞在ビザ(TRV)、電子渡航認証(eTA)、Work Permit、Study Permitに対する取り消しの権限を強化しました。
この変更により、以下のような場合に、TRV、eTA、Work Permit、Study Permitを取り消すことが出来るようになりました。
- 状況の変化により、入国を許可されない、または資格要件を満たさなくなった場合(例:虚偽申請の発覚、犯罪歴・安全保障上のリスクがある)
- 担当官が、申請者が許可された滞在期間が終了するまでにカナダを出国しないと判断した場合
- パスポートなど、ビザ発給に要する書類を紛失、盗難、破壊、放棄した場合
- 短期滞在の外国人が永住権を取得した場合
- 許可保持者が死亡した場合
- 行政上のミスによって誤って発給された場合
上記の変更により、カナダ政府は移民制度の管理を徹底し、一時滞在プログラムの信頼性の確保と国境およびカナダ国内の安全を強化することを目指すとしています。
今回の変更の詳細は下記、カナダ政府Webサイトをご確認下さい。
https://canadagazette.gc.ca/rp-pr/p2/2025/2025-02-12/html/sor-dors11-eng.html
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2025年のBC PNP受け入れ枠の削減は、移民希望者にとって大きな影響を及ぼすことが予想されます。限られた枠内での競争が激化するため、戦略的かつ計画的な申請が求められます。
さらに、今後は短期滞在者関連の申請書類が却下または承認された後も取り消されるケースが増える可能性があるため、申請書類を慎重に作成し、関連する規制を厳守することがより重要になります。
各種申請ついてアドバイスやサポートが必要な方はこちらのフォームからお気軽にお問い合わせ下さい。
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