2025年5月発表の移民関連ニュース
こんにちは。今回は、最近発表された移民関連ニュースを、3つまとめてお届けします。
留学生への優遇措置、終了
2025年5月1日より、留学生が学校(DLI:指定教育機関)を転校する際の手続きが厳格化されました。これまで一定の条件を満たす学生については、事前の承認を待たずに転校することが認められていましたが、これらの優遇措置は同日をもって終了しました。今後は、ほとんどの学生が転校前に、新たな学校に対応したStudy Permitを取得する必要があります。
手続きに関する詳細は、下記のリンクよりご確認ください。
https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/study-canada/change-schools.html
Express Entry: 教育関連職、初の抽選
2025年5月、カナダ移民局 Immigration, Refugees and Citizenship Canada (IRCC)は、同年2月に新たにカテゴリーとして追加した教育関連職を対象とした初のExpress Entryカテゴリー別抽選を実施しました。
抽選結果
抽選日:2025年5月1日
対象:教育関連職 (Education occupations )
ITA発給数:1,000
ITAを受け取った人のComprehensive Ranking System(CRS)最低点:479
抽選結果の詳細は、下記のリンクをご確認ください。
ワーキングホリデー: 最大2回まで参加可能に
2025年4月1日より、日本国籍を持つ対象者は、ワーキングホリデープログラムに最大2回まで参加できるようになりました。各参加は最長12カ月間、合計で最大24カ月の滞在が可能です。
これまでは1回限りの参加しか認められていませんでしたが、今回の変更により、カナダでより長く滞在し、就労経験を積むチャンスが広がりました。
対象:18~30歳の日本国籍者
申請条件:
- カナダ滞在期間をカバーする有効な日本のパスポートを所持していること(パスポートの有効期限を超える期間で、Work Permitは発行されません。)
- 申請時点で日本に居住していることを証明できること(日本国内の居住住所または郵送先住所の提示が必要です。)
- カナダでの滞在費として最低2,500カナダドルを所持していること
- 滞在期間中をカバーする医療保険に加入していること(入国時に保険加入証明の提示を求められる場合があります。)
- カナダへの入国が不適格(inadmissible)でないこと
- 出発前に往復航空券を所持しているか、帰国時の航空券を購入できる十分な資金を証明できること
- 扶養家族を同伴しないこと
- 所定の申請手数料を支払うこと
申請に関する詳細は、下記のリンクよりご確認ください。
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ワーキングホリデープログラムへの参加が最大2回まで認められるようになったことは、日本人の申請希望者にとって朗報ですね。この変更により、今後さらに応募者が増加することが予想されます。
カナダの移民制度やビザに関する規定は頻繁に変更されるため、常に最新の情報を把握し、早期に準備を整えることが重要です。
各種申請ついてアドバイスやサポートが必要な方はこちらのフォームからお気軽にお問い合わせ下さい。
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