LMIA – 雇用主・Work Permit申請者必読!
こんにちは。今回は、Labour Market Impact Assessment (LMIA)ベースのWork Permit (就労ビザ)申請者及び、雇用主の皆様への重要なお知らせです。
雇用主は、2023年11月29日のJob Bankの賃金更新に伴い、外国人労働者に対する賃金の見直しが必要です。
(LMIAに関連する過去の記事はこちら)
LMIAとは?
カナダの雇用主が外国人就労者を雇う際、就労が許可されるためにはポジティブLMIAの取得が必要な場合があります。
ポジティブLMIAは、カナダ人や永住権保有者の採用が難しく、外国人就労者を雇う必要性があると判断されたことを意味し、これを承認レター (Confirmation Letter)とも言います。
雇用主は、そのポジティブLMIAに付随する雇用契約(ポジンション、賃金、労働条件)および移民法を遵守し続けることが義務づけられています。
以下のリンクでLMIAが必要か否かを確認できます。
賃金の見直し
2024年1月1日時点で提出されたLMIA申請書について、雇用主は外国人就労者の賃金をPrevailing Wageに反映させ更新する必要があります。
Prevailing Wageとは、その職業で働く同等の経験・資格有する労働者に支払われている一般的な賃金で、Job Bankに掲載された最新の賃金を用いて、毎年見直しが義務付けられています。
Job Bankの賃金は毎年秋頃に更新されるため、 雇用主は翌年の1月1日までに雇用している外国人労働者の賃金を見直さなければなりません。ただし、Prevailing Wageが減少する場合でも、LMIA申請時に約束した賃金を下回ることは認められません。
Prevailing Wageを遵守するための賃金の増加については、基本的に変更を報告する必要はありませんが、賃金をPrevailing Wageに反映しない場合、当該会社に対してLMIAの取り消しや停止などの制裁措置が取られる可能性があるので、注意が必要です。
Job Bankの最新賃金は、下記のサイトをご確認ください。
https://www.jobbank.gc.ca/trend-analysis/search-wages
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上記の通り、雇用主はJob Bankの賃金更新に伴い、外国人就労者の賃金を見直し、適宜更新する必要があります。現在の賃金がPrevailing Wageを下回っている場合、制裁措置が取られる場合があるため、今一度ご確認ください。
LMIAベースのWork Permit申請に関して、アドバイスやサポートが必要な方はこちらのフォームからお気軽にお問い合わせ下さい。
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