特別措置2023年8月まで延長 – PGWP

こんにちは。今回はPost-Graduation Work Permit (以下”PGWP”)の申請条件ついて、最新情報をお届けします。前回のPGWPに関する記事はこちらをご参照ください。

Post-Graduation Work Permit (PGWP)とは?

PGWPはカナダ政府指定の(Designated learning Institutions ”DLI”番号のある)学校で8か月以上のコースを修了し、Degree, Diploma, Certificateを取得した留学生が申請できるOpen Work Permitです。卒業後、180日以内に申請を済ませる必要があります。

より詳しいPGWPの仕組みや特徴、永住権申請への流れについては、動画でもご説明しておりますので、下記よりご参照ください。

現在、特別措置により、留学生はPGWPの申請資格を維持したままカナダ国外からオンラインにて学習を進めることが許可されていますが、この度、この措置の期限が2023年8月31日まで延長されました。

特別措置の移行期間について

新型コロナウイルスの影響を受け、カナダ政府は留学生に向けてPGWPについての特別措置を施行しています。通常、オンラインでの就学は、就学期間と認められず、PGWPを申請する際にカウントすることができませんでした。

しかし、新型コロナウイルスの影響により、国外からオンラインで就学を継続している留学生が多いことを考慮し、オンライン受講も就学期間に含められることとなっています。またオンライン受講でも永住権を目指す場合の資格条件へ影響を与えることはありません。

この特別措置の対象期間は、2022年8月までとなっておりましたが、各州政府、教育機関関係者などで協議が行われた結果、移行期間が設けられることになりました。これにより、特別措置の期限が2023年8月31日まで延長となりました。

ただし、国外にいる留学生はカナダへ戻ることが推奨されており、特別措置については2022年9月1日以降、その適応範囲が縮小されますので注意が必要です。

2022年8月31日までにStudy Permitを申請した留学生:

PGWPの申請資格に影響を与えることなく、引き続きプログラムの最大100%をオンラインで就学・修了することが可能です。ただし、2023年9月1日以降の国外からの受講期間に関しては、プログラム開始日に関わらず、PGWPの期間より差し引かれます。

2022912023831プログラム開始の留学生:

  • PGWPの申請資格を維持するためには、50%以上の単位をカナダ国内で取得する必要があります。国外からオンライン就学で取得する単位は、50%未満でなくてはなりません。
  • 2023年9月1日以降、カナダ国外からのオンラインでの就学は、就学期間と認められず、PGWPを申請する際にカウントされません。

詳細は、下記のリンクをご確認ください。

https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/study-canada/work/after-graduation/about.html

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上記の通り、留学生を対象としたPGWPの特別措置は2023年8月31日まで延長され、今後はその適応範囲が縮小されます。

将来的にカナダの永住権を目指す方にとって、PGWPの期間は重要になってきますので、変更点を正しく理解された上で、就学を進められることをお勧めします。

Study Permit やPGWP申請に関してサポートが必要な場合は、こちらのフォームよりお気軽にお問い合わせください。

“You are one step closer to Canada!”

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